(※8月第4週、高校生クラスの雑談書き起こしです)
ここからは雑談なんで、ダラっと聞いてくださいね。
教室には「ドラえもん」のバイリンガルコミックが全巻置いてあります。
小学生~中学生に人気で、ちょっと早く来て授業が始まるまでのひと時に手に取ってくれる生徒が多数。
私も時々読んでクスっと笑ったり、英語と日本語の対訳の上手さにうなったりしているのですが、ある日マンガを眺めていて、ふと思いました。
「出木杉くん、マジで出来すぎてるな……」
勉強とかテストが絡む話が出てくると、出木杉くんとのび太が対比になりがちです。
のび太は「ドラえも~ん」と泣きついてアンキパンやらコンピューターペンシルやら、ひみつ道具で何とかする。
出木杉くんは「よし、今日はここまで進んだぞ」とか言って、良い顔でペンを置く(笑)
もう一度言う。
出木杉くん、マジで出来すぎてるな(笑)
私が出木杉くんになりたいよ……
まあこれはマンガの世界なので面白く対比になっているわけですが、似たようなことが現実世界でもありますよね。「できる人の習慣、できない人の習慣」みたいな本がいっぱいあります。(「人」の部分が「受験生」とか「サラリーマン」とか「親」とかバリエーションある)
ということで、今回はのび太と出木杉くんのキャラクターを借りて
「伸びる受験生の習慣」を「出木杉くんの場合」
「伸び悩む受験生の習慣」を「のび太の場合」
で表してみようと思います。
新しい参考書を入手したら……
出木杉くんの場合
「これをこういう風にやってみたんですけど、やり方合ってますか?」と先生に聞く
まずは自分でやってみる。これすごく大事です。やってみないと分からないことって本当にたくさんあります。百聞は一見に如かず。泳げるようになりたいのに、陸地で泳法の講義ばっか聞いててもどうしようもないですからね。勇気出してパッとプールなり海なりに入りましょう。泳げなくても意外と何とかなります。
何が言いたいかと言うと、さっさと問題解きましょう、ってことです。
ただ、自己流を貫いて間違った方向に行ってしまうと、とんでもない場所に行っちゃって時間をロスする可能性があります。それは避けたい。
なので、とりあえずやってみる、間違ったら軌道修正、またやってみる……の繰り返しで、正しい方向に努力を重ねていかなければなりません。
で、この軌道修正はなかなか自力でできません。客観的なプロの目が必要です。ここが先生の出番。「進んでる方向合ってるよ/間違ってるよ」って早めに教えてもらいましょう。
出木杉くんタイプはこの取り掛かりが早く、先生の使い方も上手です。
のび太の場合
「これ、何周やればいいですか?」と先生に聞く
答えは「できるようになるまで」です。身も蓋もなくてゴメン……
「〇周やれば必ずできるようになる参考書」は、残念ながら今のところ世の中に存在しません。
私は「多くの場合、〇周やれば8割定着すると思う。あなたなら×周やるのがいいかな、と思うけど、どうかな?とりあえず1週間やってみて進捗教えて」と伝えます。
先生は使い方のレクチャーやつまずいているところのサポートはできますが、勉強の主導権を代わりに握ってあげることはできません。最終的に何周やるかは自分で決めましょう。間違ってもネット情報やらインフルエンサーやら、見ず知らずの他人のせいにはしないこと。
勉強するのは自分です。
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな。
TOKIO 宙船(そらふね) 歌詞
仮に生徒が「××先生に3周やれって言われたからやったけど、できるようになってません!」とふてくされていたら、きっと私は「そうか~、そんならもう1周回すか」って言います。笑顔で。のび太クエスチョンに対しての私は、怖くはないけどしつこいですよ……
君は出木杉くんかい?それとも、のび太くんかい?
はい、というわけで雑談終わりです。
次回は「演習→答え合わせ後の出木杉くん vs のび太」です。お楽しみに!


