はら、ハワイに行ってきた
実に7年ぶりくらいに海外旅行に行ってきました。

この数年、社会的にはコロナ禍があり、個人的には2人の子どもが生まれ、なかなか長期で旅行できるタイミングがなかったのですが、ついに思い切りました。
目的は母の誕生日祝い。
いつかハワイに行きたい!とずっと言っていた母の夢を叶えることにしました。
進む円安、リゾート地とはいえ安定しているとは言いがたい現在の国際情勢、
何より久しぶりの海外なのにツアーではなく個人旅行にしてみたり……
いろいろと不安要素はありつつも、とりあえず今しかない!何はともあれ行ってみよう!とあれこれ手配して出発しました。
せっかくなので、行ってみて感じたこと、考えたことを書き残しておこうと思います。
旅行の満足度を上げるには
旅行中は「アンタ旅行慣れしてるねえ……」と母に何度か感心されました。
私自身は旅上手であるつもりはありませんが(もっと世界あっちこっち巡ってる人、たくさん居ますしね)言われてみれば自分なりに旅の満足度を上げる工夫をしていたので、ちょっとここにシェアさせてください。
旅行に行くとき、いろいろな方のブログや体験記にお世話になったので、私もどなたかのお役に立てれば……と思います。
その1:目的や絶対にやりたいことを決めよう
これが一番です!「その旅は何のためにあるのか」を考えて計画を立てましょう。
今回の私の旅は「母がハワイでやりたいことを全て叶えること」が目的だったので、やりたいことを事前に聞いて予約したり、好みそうだと思う店やアクティビティを調べておいたりしました。一人旅や、子どものための旅行ならまた全然違った旅程を組んだと思います。
私はと言えば、海外に行ったら
① 書店でその土地の言語で書かれた本を買う
② スーパーマーケットで見たことがない食べ物を買ってみる
という2点は死守したいと思ってるので、それだけは今回も達成しました。
「当てのない旅」っていうのもありますが、そのときは最初からそうと決めて、宿泊場所以外には何も予定を入れません。宿がなくて路頭に迷うのは嫌だから……
そうしておくと、思っていた通りに事が進まなくても「まあ当てのない旅だからこれで目標達成だな」と喜ぶことができます。
その2:持って行きたいものだけを持って行こう
これ、旅行あるあるだと思うんですけど……
「無いと困るかも」「念のために持って行こう」って思うアイテムってあるじゃないですか。私はそう思うものは全て置いていきます。
99パーセント使わないから。機動力に全振りしたい。小柄で体力もないので、移動のときに荷物が多いと無駄に消耗してしまうのです。
キャンプや登山など、明らかにモノが必要だろうと思われる場面はまた別の装備が要るでしょうが、今回は海外とはいえ世界有数の観光リゾート。最悪無くて困るモノがあれば買えるでしょう、という予想のもと、最小限の荷物で行きました。
こう書くとすごくストイックなモノの減らし方をしていると見られそうですが、他の人から見たら「それは今要らんやろ……」と思われそうなものも一定数持って行ってます。
アイマスクとか読書灯とか。カバンも軽量化してるわけでなくいつものポーチ。旅行の覚え書きを書くのは紙とペンがいいので、ボールペンは2本持って行きました。
ボールペンこそ現地で買えるじゃん!と思われるかもしれませんが、私はジェットストリームの書き心地に並々ならぬ信頼を寄せているので、わざわざ連れていきました(笑)
このように、荷物を減らすと軽くて快適にはなりますが、減らすこと自体が目的ではありません。自分が旅先でハッピーになれる荷造りをすれば良いと思います。私は飛行機や見知らぬ土地の宿泊施設でも、自分の周りをバブルで囲まれたプライベート空間にできる(つまり落ち着ける場所になる)ように気をつけています。そのために必要なグッズは持って行く。そしたらしっかり休めて、翌日からも冒険できるんです。
ここまで書いてて思い出したのですが、てんびん座が物を選ぶときって「一見さんお断りの会員制バー」みたいな厳しさで選別をする、ただしその基準が他人には全くの謎、って某占いサイトに書いてあってちょっと笑いました。そうかもしれない……(てんびん座です)
その3:家では神のように、現地では子どものように振る舞おう
これ!スマホとAIが発達した時代の旅で一番大切なことじゃないかと思っています。
もう知識的なことで、現地に行かないと分からないことなんてない気がします。
暑いの?寒いの?
お金はいくら、どんな形で持って行けばいい?
気をつけることは?
行きたい場所はどこにある?
チップってどのくらいいるの?
家でゴロゴロしながら指一本動かすだけで、ぜーんぶ分かります。
現地についても同じです。
さながら専属コンシェルジュのようにChatGPTが旅程を考え
専属運転手のように配車アプリで車が迎えに来てくれて
VIPに付く通訳のようにGoogle翻訳が翻訳してくれます
もう……私は神になったのか??
全知全能の神なのか??
特に今回は様々な技術の発達には本当に驚きました。
「便利な世の中だねえ~」って言っちゃいました。おばあちゃんか。
で、ここで問題です。
家で全てのことができるとするならば、旅行に行く意味って何でしょうか??
そういえば、いつぞや東大のリスニング問題で似たようなディスカッションがありました。
「世界中の情報がインターネットで分かる時代に、万博を開催する意義って何だろう?」って話だったかな??学生たちの討議を聞いて答える問題でした。
私の答えは「その土地の空気を吸うこと」です。これは絶対に家ではできない。だって呼吸だもん。
同じおにぎりでも、ハワイで食べるのと、尾道で食べるのと、南極で食べるのでは絶対に味が違うはずです。吸ってる空気が違うから。その唯一無二の感覚を味わい、楽しむために旅行に行くのではないでしょうか。
どんな空気を吸い、何を見て、どう感じたのか。
そこからどんな刺激を受けて、どう変わろうと思ったのか。(別に変わらなくても良いのだけど)
同じ旅行先に行っても、この辺の答えは人それぞれだと思います。
だから別に遠い異国で珍しい経験をすればそれでいいってことでもないんです。極端な話、家の近所を散歩するだけでオリジナルの旅行になるはずです。だって家以外の空気を吸ってるし、そこで感じることはみんな違うはずだから。
あ、それと、私は最新技術を否定しているわけではありません。その恩恵には大いにあずかります。家では神のようにありとあらゆる情報収集をし、身の安全性を高め、旅程の予習に励みます。これは本当にありがたい。
その上で、現地では何でも調べる前に身体をつかってやってみます。
よく見て、聞いて、触って、感じて、話をする。しっかり空気を吸う。
子どものように「なにこれ!暑い!寒い!おいしい!痛い!心地いい!」としっかり感動する。

今回は短期の旅行でしたが、これが長期の滞在になると、吸っている空気によって行動パターンもちょっと変わってくるはずです。海外生活が長い人が、日本に居たときと行動や性格が変わることがあるのはそういう理由ではないでしょうか。
そうだとすると、海外旅行って、超小規模な留学と言えるかもしれません。

次回に続きます。


