今日は、中学生発展クラス(主に中学3年生が在籍)のお話。
現在、教室には2つの中学生発展クラスがあります。
どちらのクラスも、学校・学年・英語歴が異なる生徒が一緒に学んでいます。
この春から仲間入りした生徒もいれば、教室開講当初から通ってくれている生徒もいて、長い子では通室歴6年目になります。
そんな中学生発展クラスの生徒たちが、この数か月で目を見張る成長を見せてくれています。
今日は、その一部をご紹介します。
成長その① 日本語訳が速く、正確になった!
教室では『速読英単語 入門編』を使って、語彙と読解の学習を進めています。
「速読英単語」という名前ですが、教室では逐語訳の練習にも活用しています。
※逐語訳とは、英文の語順を変えず、一語一語を対応させながら読む練習です。正確に英文を読むためには欠かせないトレーニングです。
教室では次の流れで進めています。
- 文を適切なチャンク(語のかたまり)に区切る
- チャンクごとに日本語にする
- 読みにくい部分を見つけ、文法や構造を確認する
先日、「そろそろ自分たちでできるかな?」と思い、最初から最後まで生徒たちだけでやってもらいました。私は3.で助け舟を出すだけ。
すると……
め、めっちゃスラスラ読めてる!!
しかも速いだけではありません。
チャンクを区切る位置もとても正確でした。
逐語訳なので日本語としては少しぎこちなくなりますが、そのおかげで「文脈だけで何となく理解していた部分」がはっきり見えてきます。
受験では、細かな意味の違いが正答を左右することもあります。
そうした場面では、この正確な読みが大きな武器になります。
普段は宿題で多読用の絵本を毎週2冊読んできてもらっているので、みんな読むスピードは十分あります。読みの基礎体力とでも言いましょうか。
だからこそ、
「速く読めるけれど、何となく正確さに自信がない…」
というタイミングで逐語訳を取り入れると、一気に読みの精度が上がります。
中学生以上なら、
速読7:精読3
くらいの割合がちょうどいいと感じています。
速読ばかりでは正確さが不足し、精読ばかりでは試験時間に間に合いません。どちらも欠かせない力ですね。
成長その② 英語での会話が続くようになってきた!
BBカード、グラマーカード、無生物主語チャンツを繰り返し練習してきた成果でしょうか。
使える構文と語彙が増え、質問への返答がとてもスムーズになりました。
以前は一問一答だけで終わることが多かったのですが、今では何往復か会話のラリーが続けられています。
もちろん言葉に詰まることもあります。
それでも、みんなの中に「英語の型」がしっかり定着してきたことを感じます。
教室では、主に次の流れで練習しています。
- 決まった構文を口頭で何度も練習する
- 単語を入れ替えて応用する
- スラスラ言えるようになったら書いて定着させる(必要に応じて文法の説明)
そして、この①〜③を何度も繰り返します。
ここでも大切なのはバランスです。
受験生の中学3年生なら、
口頭練習6:講義・書き練習4
くらいがちょうどいいと感じています。
小学校高学年〜中学2年生なら7:3、
低学年なら8:2くらい。
この割合が、実践力と受験力の両方を伸ばすのに最適だと考えています。
実は、このバランスを意識するようになったのはごく最近のことで…
卒業生から
「理論と実践のバランスが絶妙に良かったと思います。」
という、思いがけない言葉をもらったことがきっかけでした。
言われて初めて、「確かにそうかもしれない」と気付いたんですけど(笑)
まとめ
生徒たちの成長を見ていて、やはり英語力を伸ばすために必要なのは次の3つだと改めて感じました。
- 読むことを継続する(速読・家庭学習)
- 読みを修正し、ルールを理解する(精読・教室学習)
- 使える英語の型を増やす(構文練習)
そして、これらを口頭練習と書く練習の両方で積み重ねること。
英語学習法はいろいろありますが、受験にも実践にも通用する、バランスの取れた英語力を育てるには、この方法が最も効果的だと考えています。
生徒たちの成長を見て、その確信はさらに強くなりました。
これからのみんなの成長も、とても楽しみです!


